業務効率化について
商品マスタの精査・管理サービス
経営改善のための情報をシステムから得るには、根幹である商品マスタの高い精度が必要です。商品マスタの管理システム「Tool Box」を活用する運用構築をご提案します。
医療機器は実に150万件以上存在すると言われますが、医薬品とは異なり、公的なマスタは存在しません。さらに、その5分の1は保険償還品であり、2年に1度、大きな価格改定があります。つまり、他業界ではありえないほど、最も管理が難しいのが医療機器のマスタなんです。
整備・メンテナンスのためには、医療機器に関する専門知識はもちろんのこと、大量データを扱うシステム、ITスキル、メーカー問合せの状況管理、担当者の時間確保(人件費)などが必要で、内製化は非常にハードルが高いものとなります。
つきましては日本医療機器販売業協会(JAHID)会員の皆様には「情報部会システムプロジェクト」への加入をご提案します。加入により、JAHIDが提供するマスタ(約130万件)が使えるようになります。
さらには、JAHIDの画面で見て確認するだけでなく、そのデータを自社の情報システムに直接取り込むことが出来れば、より負荷が少なく、高い精度を維持することが出来るようになります。「Tool Box」は医療機器情報の一元管理や複数システムのデータ同期のためのシステムですが、こうした運用のため、データの最終チェックや諸々の業務代行といったご支援を提案致します。
Tool Boxの運用
Tool Boxの画面イメージ
Tool Boxが解決する課題や要望
医療機関様
①医療現場で償還品かどうかの判別できなくて、医事課へ連絡すべきかどうか分からず
連絡漏れが生じている。
②医療材料の正確な情報をすぐに知りたい。
特に償還情報がいつも最新の情報になっていないと困る。
③製品外箱のラベルにあるバーコードで材料を特定したい。(GS1-128での商品検索)
④梱包単位での償還価格を知りたい。
⑤自院の医事コードや勘定科目と結び付けたい。
⑥同種同効品にどんなものがあるか調べたい。
⑦電子カルテ・医事会計システム・手術室管理システムなど、
院内の各システムの物品情報を同期させたい。
⑧グループとしての戦略を考えるため、協力関係にある病院同士で
使っている医療機器や購買価格などを共有したい。
医療関連会社様
①販売管理システムの医療材料マスタが整備できない。
各営業が登録しており、データの精度に個人差が生じたり、同一商品同一規格に対して
複数の商品コードが取られている。
②医療機器メーカーのM&Aが進み、販売権譲渡が行われているのに
医療機器マスタのメーカー情報がメンテ出来ない。
③社内でデータの集計・分析を指示しても、商品単価やそれを分類分けした納品数や
納品金額が出せない。