医療材料マスタの精査・管理支援

医療材料マスタの精査・管理サービス「Tool Box」

商品マスタの整備はなぜ重要?

医療機器卸会社における経営情報を販売管理システムやSPDシステムから得るには、根幹である商品マスタの高い精度が重要な要素の一つとなります。

医療機器の品目は実に150万件以上存在すると言われますが、医薬品とは異なり、公的なマスタは存在しません。医療材料の使用は少量多品目というのが大きな特徴で、その5分の1は保険償還品であり、2年に1度大きな価格・分類改定があります。国や各メーカーが定めた情報を基に、医療機器卸会社と医療機関は情報連携を行い日々の使用材料の把握・管理をおこなっています。その情報管理を支えるために医療材料マスタのメンテナンスが必要となります。

 

JAHID DBC会員様向けのサービス提供

医療材料マスタのメンテナンスには、医療機器に関する専門知識はもちろんのこと、既に保有している大量のデータを見直していく管理コスト(人材・時間・システム)を投下する必要があります。

そこで弊社では、多くの医療機器卸会社様がご加入されておられる日本医療機器販売業協会(JAHID)会員様を対象にしたサービスである、一般社団法人医機販協データベースセンター(以下JAHID DBC)様が提供するマスタ(約130万件)を有効活用することを推奨しております。

このマスタは、市場で流通している医療材料マスタ配信会社が提供する料金よりも導入ハードルも低く、また維持メンテナンスコストも安価なことが特徴です。この130万件のデータを貴社情報システムに直接取り込むことが出来れば、より業務負荷やコストをかけずに、医療材料マスタを高い精度で維持・管理することが出来るのではと考えております。それでは、その実現をするためには具体的にどうすればいいでしょうか?

 

Tool Boxでさらなる業務効率化を実現

弊社はJAHID DBC 様が掲げる目的・役割に共感し、その一助としてJAHID DBC会員様向けサービスの「Tool Box」をご提供しております。

具体的には弊社はJAHID DBCの有償会員様からの依頼に基づき、同会員様が利用できる「約130万件」のJAHID DBC商品情報をお預かりし、「Tool Box」にて医療機器卸会社 様の商流に必要な項目や配列などを追加整備した上で、会員様専用の医療材料マスタのデータベースを構築・提供するWebサービスをご提供いたします。

「Tool Box」は医療材料マスタの一元管理や医療機器卸会社 様でご利用されている複数システムのデータ同期のためのお役立ていただけます。またシステム提供だけではなくこの具体的な運用構築のため、データの最終チェックや諸々の業務代行といったご支援もあわせてご提供をしております。

 

Tool Boxの画面イメージ


Tool Boxが解決する課題や要望

医療機器卸会社 様

①販売管理システムの医療材料マスタが整備できない。
各営業が登録しており、データの精度に個人差が生じたり、同一商品同一規格に対して
複数の商品コードが取られている。

②医療機器メーカーのM&Aが進み、販売権譲渡が行われているのに
医療機器マスタのメーカー情報がメンテ出来ない。

③社内でデータの集計・分析を指示しても、商品単価やそれを分類分けした納品数や
納品金額が出せない。

④医療現場で償還品かどうかの判別できなくて、医事課へ連絡すべきかどうか分からず
連絡漏れが生じている。

⑤医療材料の正確な情報をすぐに知りたい。
特に償還情報がいつも最新の情報になっていないと困る。

⑥製品外箱のラベルにあるバーコードで材料を特定したい。(GS1-128での商品検索)

⑦梱包単位での償還価格を知りたい。

⑧取引先の医療機関で使用する医事コードや勘定科目と結び付けたい。

⑨同種同効品にどんなものがあるか調べたい。

⑩グループとしての戦略を考えるため、協力関係にある病院同士で
使っている医療機器や購買価格などを共有したい。

Tool Boxにご関心がある方へ

貴社内で活用ができるかどうか知りたい方はどうぞお問い合わせフォームよりご連絡いただければと存じます。

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